リハビリテーション室とは
当院のリハビリテーション室では理学療法士8名、リハビリ助手1名の計9名が在籍しており、主に変形性関節症等の関節疾患や骨折、またはその手術後等整形外科領域の疾患を対象に物理療法(温熱療法や電気治療等)や運動療法(関節可動域訓練、筋力増強練習等)、
装具療法などを用い心身機能を改善することを目的として運動器リハビリテーションを実施しています。
当院は整形外科が中心の病院であり、特に膝関節外科の手術に特化しています。
年間約300例ほどの手術を行っており、特に変形性膝関節症の手術は年々増加傾向にあり、中でも人工膝関節置換術は平成28年より年間100例以上に達しております。
日常生活をいきいきと暮らすことができ、『歩くことが楽しい』と感じることができる生活を送れるよう、患者様の症状や状況にあったリハビリテーションを提供しています。
手術からリハビリテーションへの流れ
全人工膝関節置換術の場合のリハビリテーションへの流れをご紹介します。
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- 手術1日前
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- 手術当日
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手術を行います。
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- 手術後1日
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基本的に術後1日よりリハビリが始まります。
寒冷療法
起立・歩行練習
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- 手術後2日~
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関節可動域練習
筋力強化練習
歩行練習(患者様の状態に合わせて松葉杖や歩行器等で歩行練習を実施いたします。)
日常生活動作練習・指導
※4~6週間ほどで退院となります。退院後は外来にてリハビリの対応をしています。
勤務体制
月~金 | 8:30~12:30 (外来は9:00~) 13:30~17:30 |
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土 | 8:30~13:00 |
日・祝 | 休診 |
リハビリテーション室の取り組みについて
地域の公民館などで体操教室に参加させていただくなど地域に貢献できるような取り組みも行っています。