当院では、患者様へ『節分』の行事食を提供致しました。
節分とは豆をまいて鬼を追い払い、無病息災願う行事です。もともとは中国から伝わってきた風習で、季節の変わり目には邪気(鬼)が生じると考えられ、追い払うための儀式として伝わったと言われています。
節分には『季節を分ける』という意味があって、厳密には立春・立夏・立秋・立冬といった春夏秋冬が始まる前日の事を指します。日本では、特に冬から春に変わる時期である「立春」を一年の境目とし、現在では「節分」は立春の前日のみを指すようになったと言われています。
また、節分に食べる恵方巻に関しては、『福を巻き込む』ことが由来となっているそうです。「恵方」とは、その年の福徳を司る歳徳神(年神様の別称)のいる方角を指します。その方角に向かって事を行えば何事も吉とされています。
今年の恵方は『西南西』です。今は、恵方巻を食べる方角をスマートフォンのアプリ等でも調べることができるので便利ですよね。
食べる際は、運が逃げてしまうので、食べ終わるまで口をきいてはいけないというのが一般的ですが、目を閉じて食べる、笑いながら食べるという説もあるそうです。
みなさんはどのように食べますか?