看護部長よりメッセージ
医療法人憲和会 南部中央病院は整形外科中心の病院として熊本市南区の川尻にあります。平成30年の診療報酬改定後一般病棟のみに再編成し、地域の皆様や患者様のニーズにお応えすべく医療に前向きに取り組んでおります。
このように変化し続ける病院で働く半数以上が看護職員であり、看護職員が病院の雰囲気を作っているといっても過言ではありません。「あなたに会えてよかった」と思っていただける看護を、患者様やご家族に提供することを医療法人憲和会 南部中央病院の看護職員の目標とし頑張っています。
その看護職員が生き生きと働ける職場環境づくりが、看護部長である私の役割であり、看護職員一人一人を大切にすることが、より良い看護の提供につながると考えています。
平成25年就任後ワークライフバランス(WLB)にも取り組んできました。カンゴサウルス賞も受賞し、今後も「仕事と家庭の両立」を目指し活動を続けてまいります。
看護部長 青木 智美
看護部理念
職員も患者様も出会えてよかったと思える病院づくり
看護部の基本方針
- 私達は、常に患者様の立場に立ちより良い医療と思いやりのある看護を提供するよう努めます。
- 私達は、患者様・ご家族と共に看護を創造できるように努めます。
- 私達は、より良い看護を提供するために研修・研鑽に励みます。
- 私達は、働きやすい職場環境を整える努力を惜しみません。
- 私達は、病院運営に参画しているという自覚を持つよう努めます。
看護体制
施設基準 | 地域一般基本料3(15:1) |
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看護方式 | チームナーシング、プライマリー |
看護記録 | SOAPによる経時記録 |
勤務形態 |
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ワークライフバランス(WLB)の取り組みについて
看護職のワークライフバランス(WLB)は、日本看護協会が平成22年度より取り組み、熊本県看護協会は平成23年度より取り組んできました。 当院も平成27年度より業務改善の一貫として参加しました。 平成29年までの3年間取り組みカンゴサウルス賞も受賞できました。近年では看護職だけでなく医療従事者の勤務環境改善としても注目されて おり働きながらでも出産、育児、介護、趣味など自分にとって理想のプライベートを過ごすことができる職場づくりを目指し、様々な改革に取り組んでいます。
ワークライフバランス(WLB)とは
職員が充実感ややりがいを持って患者様や家族と接することができるように、職員一人一人に合った働き方を推進することで、仕事と生活の両方を無理なく実現することです。
当院の取り組み
就業規則及び制度の認知が深められ利用者が増える
- 就業規則の見直し
- 各部署への配布、社労士からの研修
- 制度変更や書類や伝達事項を周知できるようにファイル化
- ※制度利用についての質問が相談が増えている。
年次有給休暇の取得促進
- 各管理者の認識が変わり年休を取得しやすくなってきているが、個人差があり調整が必要
- 多目的長期休暇を取得できるようになった(5日/1回/年、勤続年数により取得日数が違う)
労働条件・処遇の改善から夜勤休憩・仮眠時間の確保
- 残業申請しやすい環境整備
- 夜勤手当、正月手当、輪番日出勤手当などの見直しを行った
- 夜勤貢献者への賞与評価
- 仮眠が取れなかった場合時間内時間外での申請をできるようにした
- クロストレーニングにより夜間救外の対応をほとんどの看護師ができるようになった
介護ケアの充実
- 人材の活用と業務の見直しで専門職が専門的ケアを実現(クラークの配置、シルバー人材の活用など)
- 中間管理職への負担軽減(勤務表作成ソフトの導入)
- おむつの見直し、PHSの導入により看護ケアの時間の確保ができてきている
福利厚生の充実
- 職員家族を含めたレクレーション計画を進めている
- インフルエンザ予防接種の一部負担など